クイックドロップ(施設内温度管理方法)

ついに待ち望んでいた、次の収穫ブロックのトマトが赤くなり始めました!

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ここが採れ始まれば、ホットファームのトマト不足もやや解消されることでしょう。

ところでトマトは開花からの1日の平均を足していって、1000℃に達すると赤くなると言われています。
もちろん品種で差もありますけれど。
1日の平均気温が28℃なら約36日、20℃なら50日といった具合に、季節によって大きく違ってしまいます。

その気温ですが、ホットファームでは気温の把握にネットアトモ(Netatmo)というものを使っています。
それで見れる12/9の気温の推移がこちら。

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うちのハウスは東西に小さな森があるため、朝8時くらいからハウスに日が当たり始め、15時くらいには
気温がガクッと下がってしまいます。

さて、このグラフの中には、栽培のポイントがいくつかあります。

まず4:00~8:00のボイラーの設定温度を18℃にすることで、日の出前後の果実の結露を防ぎます。
そして午前中を25℃前後に換気することで光合成をさせます。
もう少し温度を下げた方が良いのでしょうけど、下げると今度は開花が遅れてしまい、スケジュールの
遅延に繋がります。
この辺が非常に頭が痛いです。
午後は28℃前後にすることで転流を促します。
転流は光合成の適温よりもやや高めですが、これはこれで呼吸による消耗が大きくなります。

15:00~17:00の間では、ボイラーを稼働させ23℃に保温します。
ここも28℃を保ったほうが良いのでしょうけど、今度は重油代とのせめぎあいで少し控えめにしています。
17:00になると換気を大きく開けて、気温を急降下させます。
急に下げることで水分の多い果実や培地は暖かいまま、葉は急に冷たくなる、ここで植物は暖かい
ところに糖を運ぼうとします。つまり転流を促しているんですね。

上記夕方の作業は、通常は日射が強くなり始める春先に行っているんですが、今年はボイラーを炊いてでも冬のうちから始めています。
名前を「クイックドロップ」。名前があったのを初めて知りました。
ボイラーを炊いてでも良い果実を作ることにより、採算が取れるだろうとの判断です。

ただ、やはり他の農家さんと違うのは、収穫の終わりが決まっていることかと思います。
スケジュールの遅れは、収量の遅れ。収穫の遅れは収益減少。これを念頭に置いています。
まぁ太陽には勝てませんけどね。

気温の推移には絶対的な正解はありませんが、ホットファームに合う気温というのをこれからも
模索していきたいと思います!

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